日本の古代語を探る書名 ; 日本の古代語を探る ー 詩学への道 著者 : 西郷信綱 出版社: 集英社新書 \735 2005.5.10 第3刷 * キトラ古墳のキトラはクダラからかも? * アヅマとサツマ、友にヤマトに対抗した存在。 * サツマは熊襲の子孫? * 尿 バリかシトか。シトは可愛い。バリは大人、動物用。 マルは排泄→おまる * ヲカシ(趣のある、意外性にもとづく笑いをふくむおもしろみ) はヲコ 可咲 このヲコからアホとバカができた? 日葡辞書ヲコノモノ=自由気ままで専横なしつけの悪い無法者 * 古代人は自然のふところのなかで大地と密着して生きており(ここまでは同意できるけれど) 主知的な目で自然や人生を見、そこに感覚的な美を見出そうとする態度をまだ知らなかった。記紀万葉時代に純粋に美学的な語彙や語法が未発達であったのもそのせいにほかならない。(そうかなぁ、そんなのあり? それって、ちょっとひっかかる) * ヲカシに対するアハレ ヲカシは客観的に世界を眺める アハレは主観的・積極的に世界と一体化する態度 * 海幸彦山幸彦 神代紀、滑稽技で神を招く、隼人舞いの起源? * 曲芸軽業(正倉院) 渡来猿楽 * 稲荷祭 都市生活を脅かす疫病と死、それをもたらす悪霊の追放 それを儀式的な祭りではんかう、陥落騒擾哄笑で恐怖から解放されようと した * 喜怒哀楽を表す嗚呼 * くしゃみ、平安以降、何か悪いこと不吉なことの起きる前兆 災いを逃れるため、くしゃみのすぐ後に呪文 いつからなくなった? god bless you、salud,saude、sanntinho等あ ちこちで言うけれど。日本でもだったのか! * カタイ=乞食(土佐日記)、ろくでなし、ハンセン病患者(今昔物語)と もあるが、仏の化身乞食聖の方が多い。 * 石上 村と村の境、この世とあの世の境 道祖神となって、旅人を守り導く神 * ユズ湯、本来は言葉遊び。湯ユとゆでるのユズ→柚 * シコ、足踏み、荒れすさぶ悪霊を鎮める、威嚇の動作、共同体の境外に追 い払う呪的舞踊、田植えなどだと、眠っている大地の魂を読みさまし、土 にこもる精気によって作物のいのちを育てたいという願い * もし米のタンパク質が小麦程度だったら...日本人は肉食化していたかも ジャンル別一覧
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